ディアブロ3プレイレビュー 第32話

先日、レジェンダリー・アイテムが落ちたと見せかけて誘い込み、強烈な爆風で冒険者を殺戮するという恐るべき罠、レジェンダリー爆発に関する記事を書いた。

……まあリンク先の記事を読んでいただければわかるが、まんまとレジェンダリー(じゃないけど)に誘い込まれて爆死していたのは、週刊少年サンデーの大嶋副編集長だけなんだがwwwしかし、彼と同じくあの爆発を見て「レジェンダリーが落ちた!!」と狂喜していた人(いるのか?)を正す意味で、記事には一定の価値があったと思うw

さて今回は、このレジェンダリー爆発とはまた違うもうひとつの爆発事故について書きたい。こっちは勘違いで生じる事故ではなく、マジでウザくて鬱陶しいヤツなので、かなりの共感を得られるんじゃないかと思う。

近接クラスの天敵、“デブ”

突然ですが、

デブ

って呼ばれているモンスターがいるでしょう。ホラ、

(`ー´〃)

↑こんな顔で巨体を揺らし、両手を天に突き上げながら、

(`ー´〃)おっふおっふ!

って接近してくるヤツ。名前は、ノーマルが“グロテスク”、エリートの青(チャンピオン)が“ホラー”っていうのかな? まあ↓こいつですね。




とはいえ正式名称で呼ばれることはまずなく、ノーマルはデブチャンピオンは青デブレアは金デブという通称で呼ばれていると思う。統計を取ったわけじゃないけど、『ディアブロ III』プレイヤーが100万人いたとしたら、999900人くらいはこの名で呼んでいるに違いない。間違いない。

このデブ、見た目からして「むむむ……」な感じなのだが、行動はさらにヤバいのよ……。前述の通り、

(`ー´〃)おっふおっふ!

と接近してきて、いきなり腹から数本の杭を突き出してくる。これを喰らえば、もちろん大ダメージ。近接系のクラスだと、この攻撃だけでも脅威だ。

でも。

デブの本領は、杭出しではない。言ってしまえば杭出しは遠距離から攻撃している分には喰らうことはないので、鼻でもほじりながら「うりゃうりゃ♪」と突っついていればいいから。

問題は、そのあとだ。

デブは一定のダメージを喰らうとエビ反りになって浮かび上がり、風船のように膨らみ始める。同時に、その足元に不気味な円が広がり、つぎの瞬間……!!

ボカンッッッ!!!!!

と、大爆発を起こすのである!!!コレがヤバい!!強烈すぎる!!!


恐怖! デブトレイン!

しかもだな。

爆発と同時にデブの腹からウニョウニョと、何匹もの寄生虫が飛び出してくる。これももちろん敵で、プレイヤーにシツコクからんでくるからタマラナイ。

俺はこの、デブから飛び出してくるウニョウニョを見ると、少年時代に身近にいたカマドウマを思い出す(カドマンではない)。カマドウマとはいわゆる便所コオロギのことで、昭和50年代の群馬県下仁田町(故郷です)にはそこらじゅうにウジャウジャいた。そして、当時の実家は汲み取り式のトイレだったのだが(そのころは汲み取り式が多かったんです)、文字通り便所にも便所コオロギはいたのである。で、何がデブ&ウニョウニョと通じるかというと、カマドウマはその身体にハリガネムシというウニョウニョな寄生虫を住まわせていて

「うわ!!! 便所コオロギ出た!!!」

ってんで慌てて潰すと、その腹から…………と、あまりにもグロテスクな話なのでこのへんでやめておきます。

でもこのデブ、ゲームの序盤で出会う分にはそれほど大きな被害は受けない。爆発に巻き込まれたところで大したダメージはないし、ウニョウニョも瞬時に倒すことができるから。

ところが、トーメントの上のほうやグレーター・リフトが主戦場になってくると、いきなりこのデブが天敵と化すから怖ろしい。序盤では、「はん。またデブが来たで」と庭に来るスズメを見る目で眺めていたのに、グレーター・リフトで出会うソレは、

「デ、デブきたああああ!!! またかよ!!>< 最悪!!><」

となる。ナゼなのか?

それはひとえに、デブが死ぬときのエフェクト、デブ爆発の威力がべらぼうに強烈になっているからだ。どれくらい強いかと言うと、鍛えに鍛えたクルセイダーが爆発に巻き込まれた瞬間、

↑これになるくらい……。なので、デブの死に際の円が足元に現れたら、

「あ!!! デブ爆発や!!! 逃げろ逃げろ!!!」

と、一目散に距離を取らないといけない。これが、ものすごく腹立たしい。

というのもご存知の通り、グレーター・リフトというのは時間制ダンジョンである。限られた時間の中で敵を倒し続け、最後のリフトガーディアンまで屠り去る必要がある。でもそんなときにデブが現れ、しかもそこが道幅の狭いダンジョンだったりした日には目も当てられない。デブを倒さなけりゃ先に進めないし、でも攻撃したら即死の爆発をしやがるから距離を取らなきゃだしで、

「うわああああ!!! どうすりゃいいんだ!!! もうデブ来んなよ!!!!(怒)」

と、47歳にもなって激しく取り乱すことになる。最近白髪が増えたのは、デブ爆発のストレスのせいに違いないわ。



それでも、デブが1匹だけだったらなんとかなる。時間のロスも、それほど大きくないしな。

しかし、グレーター・リフトの70をいい感じに進み、

「い、いよいよクルセイダーでも、グレリフ70を超えられるかも!!!?」

なんて勝利を確信したときに限って、↓こんなことになるのだ。

デブトレインきたぁぁああああ!!!!(泣)

  (`ー´〃)デブきたぞー

(`ー´〃)ひとりじゃ心配だから、もうひとりきたぞー

(`ー´〃)それじゃ心細いので、さらにきたぞー

(`ー´〃)もう、みんなきたぞー

(`ー´〃)全員で爆発するぞー

うわあああああ!!! 暑苦しいぃぃいいい!!!!

こうなったら、もうどうにもならない。

デブの集団は、本当に恐ろしい……。

おしまい……。