【ディアブロ3プレイ日記16】欲望に溺れたものの末路

ディアブロ3プレイレビュー 第16話

長く『ディアブロ III』を遊ばれている人は、「あー、はいはいw あそこに行ったのねw」とピンとくるかと思うが、多くの人は知らないはずなので書かせていただきます。

トーメントに上がって、すぐのころだったろうか。

画面の端にチラチラと、リッチマン(トレジャー・ゴブリンね)がいるのがわかった。週刊少年サンデーのディアブロ友だち・大嶋副編集長曰く、リッチマンは、

「そこに突っ込んだら大惨事になるとわかっているのに追いかけてしまう、馬にニンジン、猫にマタタビ、角満さんに美女くらいの存在

とのこと。実際その通りで、エリートモンスターが複数入り乱れて暴れているさなかであっても、リッチマンを見た瞬間にディアブ郎たちは我を忘れてしまう。敵がくり出す凶悪なイライラ棒の森に突入してしまい、

「リッチマン出たあああああ!!!」

「逃がすなッ!!! 死んでも逃がすなッ!!!!!」

「わあ!! 本当にちんだああああ!!!」

なんて悲惨な目に遭ったことは一度や二度ではない。リッチマンはちゅ~るを与えられた猫のごとく、ディアブ郎を骨抜きにする魅力を秘めているのである。

しかし、その日に出会ったリッチマンは、どこか様子が違った。ある程度逃げまわった挙句、ポータルを作って逃走を図ろうとするところまでは同じだったんだけど……なんとなんと、リッチマンが天に召されたあとでも、彼が作ったポータルが消えずに残っていたのだ。

そのときのスクショは残念ながら撮れていないんだけど、参考までに↓こんな感じのヤツ。

「よ、欲望の穴……? これはいったい……なんだ??」

言いようのない恐怖が、俺の精神に侵入してくる。ポータルが口を開けている以上、俺も入れるのかもしれない。

しかし、その名前……。

欲望の穴なんてところに入って、何事もなく帰ってこられるわけがないやないか!!

俺の脳裏に、サイレンススズカの単勝に有り金すべてを突っ込んで敗れ去った、98年の天皇賞・秋の映像が思い浮かんだ。あのときは完全に、欲望に支配されていた。しかし生活費を丸ごと失ったことよりも、大好きだった馬に襲い掛かった悲劇のほうが衝撃で、しばらく何も食べられなくなったんだよな……。しかもそのショックから癒えたとき、金も備蓄もなくなっていることを思い出して、二度目の絶望を味わったのだが……それは関係ない話だからこのへんでやめておく。

この、黄金に輝く蠱惑的な穴の向こうで、いったい何が待っているのか? 鬼か? 蛇か? 美女か?? 金銀財宝か!?

正直、恐ろしくはあったのだが、ここで引き返したりしたらゲームエッセイストの名が廃る。

“宿敵”みたいなヤバいヤツの巣窟だったとしても……それはそれでネタになるからいっか!!」

俺はわざとらしく心を鼓舞し、リッチマンが開けた謎のポータルに飛び込んだのであった。

ディアブロ史上最大の宝箱を開けたはいいものの

そして、たどり着いたのは↓こんなところ。

むむ……?

なんだかやたらと豪華な装飾の建物が建っているほかに、あちこちが黄金色に輝いて見えるが……。

そんな、黄金色に光っているオブジェクトを何気なく攻撃してみたところ……!

!!!

!!?!? なんか知らんが、大量のゴールドが噴出したんですけど!! え、これ、まさか、そこらにある壺とか箱を壊すたびに、こんなことになっちゃうの!!?

なっちゃうんだなコレがwwwwww やべえよコレwwww マジで欲望のるつぼかもしれんよココ。

だって、

セットアイテムも落ちれば、

リッチマンがふっつーに生活しているんだけどwww このトレジャー・ゴブリンを倒せばもちろん、宝石やらゴールドやらがワッサワッサと飛び出してくる。まさにここは、欲望の穴だ。尖った“金欲”を満たしてくれる、アラブの石油国家やビバリーヒルズのような、セレブだけが暮らす街なのである! 金に目がくらみまくった俺、すっかりハリウッドセレブ気分。

うへへへへ。ここにいれば一生、金に困ることはないぞ。もう俺は、この街で暮らす! 伝説の黄金都市で、金と宝石に埋もれて生きていくのじゃ!!



そんなにわかヒルズ族の前に、こんな門が現れた。

「じゅ、じゅるり……。欲望の中枢とな……!」

そのたたずまいと名前を見ただけで、ヨダレが止まらなくなってくる。欲望の中枢ってことは……これまでとは比べ物にならないくらい、莫大な財宝が眠っているに違いないぞ!!

「さあ入ろうすぐ入ろう!! お宝はわしのもんじゃ!!!

門をくぐってみたところ……。

……ん?

なんだか向こうに……やたらとだらしない身体をした巨人がいるような……。っていうか、確実にいる!!!

うっは!!! 立ち上がりやがった!!! そしてやっぱり、身体がだらしねええええ!!!www だるんだるんやんけ!!w

このモンスターの名前は“グリード”

グリード……つまり“強欲”ってことだ。この欲望の穴の支配者にして、金や宝石を欲しいままにしているヤツなのだろう。

ぬうううう!! なんて欲深いヤツや!! そんな強欲な野郎は、この俺が成敗してくれる!!!

さっきまで、ぐふぐふじゅるりと金の虜になっていたことなどすっかり忘れ、クルセイダーは財宝を独り占めにしているグリードに飛び掛かったのだった。

そして、想像以上に苦しめられながらもなんとか倒し、

ディアブロ史上最大の宝箱をゲット!!! 開けてみればもちろん、

レジェンダリーやセットアイテムがどっさりきたあああああ!!! こんなお宝を隠し持っていやがったのかグリード! なんてうらやま……じゃなかった、けしからんやつ!!

ではでは、落ちているアイテムを回収するとするかな。……って、あれ? すでに持ち物がいっぱいで拾うこともできんぞ。

しかし俺は慌てず、

「街に戻っていらないアイテムを処分してからここに戻り、レジェンダリーとセットアイテムを回収しよう^^」

そう方針を立てて、ポータルを作って街に戻ったのだ。そして、じっくりと時間をかけて用事を済ませて、もといた場所に戻ろうとしたところ……。

「……欲望の穴に通じるポータル、閉じてやんの……( ;∀;)  レジェンダリーとセットアイテム、全部無駄になりやがった……( ;∀;) あ、あは……。あはあはあは……

ポータルに、時間制限があったとは…………。

欲望に溺れたものの末路は、こんなものである……。

おしまい……。

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